レアル・マドリーのマリアーノ・ディアス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWマリアーノ・ディアスが、1月にオープンする移籍市場での人気銘柄の一人に浮上している。24日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙によると、スペイン国内はもちろん、ドイツ、イングランド、イタリアでもこの23歳のFWの獲得に動く気配があるということだ。
スペイン国内では、夏からマリアーノの獲得に積極的だったセビージャの動きが活発だが、ここにきて障害も出てきた。すでにチャンピオンズリーグ(CL)に出場しているマリアーノは、セビージャではCLに出場できないことに加え、1月中にリーグ戦、スペイン国王杯で計3度マドリーと直接対決が控えているが、そこでもおそらく出場できないことが危惧されているようだ。マラガとデポルティボも同選手をチェックし続けているということだ。
一方、ドイツからは、マドリーから若手2選手がレンタル移籍中で、良好な関係を築いているフランクフルトがさらにマリアーノの獲得にも乗り出すということだ。そしてイタリアではラツィオの名前が挙がっている。
マドリーは、マリアーノ自身の決断に委ねる意向であり、移籍禁止処分が軽減されたこともあり、マリアーノの移籍も受け入れる準備はあるようだ。今季公式戦わずか157分の出場で5ゴールをマークしている注目株のこの冬の動向に注目が集まりそうだ。
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