バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・エンリケ監督が、リーガ逆転優勝は「可能だ」と巻き返しを誓っている。24日、スペイン紙『アス』が報じている。
2016年を首位のレアル・マドリーと暫定勝ち点差3の2位で終えたバルセロナのルイス・エンリケ監督は、『バルサTV』のインタビューに応じ「首位とは差をつけられたが、そこに追いつこうという明確な目標があり、我々にはこの状況をひっくり返すだけの力があると思っている」と逆襲を強調し、「バルセロナのようなクラブで、この戦力を持ってすれば、最終的にタイトルを獲得することは、ある意味で昔から我々にとって当たり前のことなのだ」と続ける。
また、話はリオネル・メッシに及び、「彼は望むようにプレーできる。別格だ」と述べ、「タイトルの数とかで彼を他と比較するのはお笑いだ。彼のようなプレーヤーはいなかったのだ。過去の偉大な選手と比べるのは無意味だ」とコメントする。
さらに「以前の選手はフィジカル的にそこまで強くなかった。今はすべてがコントロールされ、多くの情報があり、監督たちはより良い準備ができる。この時代において、選手はこうした状況でプレーできるのだ」と続けている。
一方で自身の現状について「クラブは私とともにある。今現在、我々は、近未来について活動し、集中している。もし、ここにいないのなら、他のどこにもいないだろう」と述べ、去就についての雑音を振り払っている。
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