インテルのガブリエウ・バルボサ【写真:Getty Images】
インテルの”ガビゴル”ことFWガブリエウ・バルボサは、出場機会に乏しい状況ながらも、インテルに残って挑戦を続ける意志を明言している。23日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが同選手のコメントを伝えた。
ブラジル代表の有望な若手ストライカーとして、大きな期待を背負ってインテルに加入したガビゴルだが、まだその力を発揮することはできていない。セリエAのここ2試合では続けて出場機会を与えられたとはいえ、プレー時間の合計はまだ20分ほどでしかない。
こういった状況に、早くも移籍の噂が流れ始めていた。レンタルでのブラジル復帰の可能性や、リバプールやフェネルバフチェなどが獲得に関心を抱いているという話が伝えられていたが、ガビゴル本人はインテルを離れる可能性を否定している。
「ブラジルに戻ることはない。僕はインテルですごく幸せなんだ」とガビゴルは語る。「ミラノに来てまだ3ヶ月で、慣れようとしているところだ。インテルに残りたいと思っているよ」と残留の意志を明確にした。
出場機会の増加を望んでいることは当然だが、忍耐が必要であることを理解もしているようだ。「もちろん、もっとプレーしたいとは思っている。でも僕はここに来たばかりで、どのチームにもヒエラルキーがあるものだ。クラブには僕のためのプランがあると思う」
インテルのステファノ・ピオリ監督も、ガビゴルに対しては忍耐を求めるとともに、1月に放出することは望んでいない様子を見せている。シーズン後半戦には状況が変わるのだろうか。
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