ラモス監督解任で吉田新監督がバトンを受け継ぐ
改革3年目を迎えたFC岐阜は、今季も多くの選手が入れ替わった。ラモス瑠偉監督の下、攻撃的なサッカーを目指したが、理想と現実のギャップは埋めがたく、今シーズンも低空飛行が続いた。
J3降格の危機に瀕しながらも20位で辛うじて残留。シーズン途中にラモス監督が解任され、吉田恵監督がバトンを受け継いだが、チーム状態が劇的に好転することはなかった。
来シーズンに向けて急務なのは守備の整備だ。リーグワーストの71失点は守備陣だけの責任ではないが、CBを補強し最低でもチーム内の競争が激しくなるような状況は作らなければならない。
そんなチームにあって、ストライカーのレオミネイロが孤軍奮闘。38試合に出場し13ゴールを挙げる活躍を見せている。来シーズンも活躍が期待されるだけに、流出は阻止したいところだ。
2017年から、大木武氏が新監督に就任する。ヴァンフォーレ甲府や清水エスパルスで監督を務め、日本代表コーチの経験もある同氏の下で、岐阜は再起を図ることになる。
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