パリ・サンジェルマンに移籍するユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】
ヴォルフスブルクは24日、ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーのパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が合意に至ったことをクラブ公式サイトで発表した。
発表によれば、ドラクスラーはPSGとの4年契約が合意に至ったとのことだ。メディカルチェックが済み次第正式にPSGとのサインを交わす予定だとされている。
両クラブは、移籍金など取引の詳細を明らかにしないことにも合意したと発表されている。事前の報道では、移籍金3600万ユーロ(約44億円)とボーナス600万ユーロ(約7億4000万円)という条件で両クラブは合意したと伝えられていた。
「もちろんユリアンが去るのは悲しい。彼は卓越したフットボーラーだからだ。最近のフランクフルト戦や(ボルシア・メンヒェン)グラッドバッハ戦でも全力を尽くし、彼にとってこのクラブが持つ意味の大きさを改めて示していた。フランスへの移籍が彼にとって新たな挑戦となることを願いたい」とヴァレリアン・イスマエル監督は惜別のコメントを述べている。
ドラクスラーは2015年夏にシャルケからヴォルフスブルクへ移籍し、「10番」をつけて主力としてプレー。昨季はクラブ初のチャンピオンズリーグ8強進出にも貢献した。ドイツ代表でも2014年ワールドカップやEURO2016に出場するなど、27キャップを記録している。
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