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モウリーニョ、”不公平”な過密日程に不満。「休みを与えられるクラブもある」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、プレミアリーグ恒例の年末年始の過密日程には不公平があるとして不満を訴えている。23日付の英紙『ガーディアン』など複数メディアが会見でのコメントを伝えた。

 欧州の多くのリーグでは、長短の差こそあれ、年末から年始にかけてリーグ戦を中断するウインターブレイクの期間を設けている。だがイングランドをはじめとする英国は例外であり、この時期には通常以上に短期間に多くの試合が組まれる独特の日程が風物詩となっている。

 しかし、全てのチームが全く同じ日程で戦うわけではない。「いくつかのクラブにとっては忙しい時期だが、全員にとってそうではない。過密日程ではないクラブもある。一部の者には休みを与え、別の者には問題を生み出すように日程が選ばれている」とモウリーニョ監督は語った。

 具体的には、モウリーニョ監督は自身の古巣であるチェルシーなどが日程に恵まれていることに不満なようだ。ユナイテッドもチェルシーも今月26日と31日にプレミアリーグの試合があるのは同じだが、その後はユナイテッドが中1日で1月2日に試合をするのに対し、チェルシーは中3日で1月4日の試合となる。

「だが我々は慣れている。ヨーロッパリーグで戦っているからね。そちらの方がより難しいものだ」とユナイテッド指揮官は述べ、日程を受け入れて戦う姿勢を見せている。

 プレミアリーグで現在3連勝中と復調気味のユナイテッドは、26日にサンダーランドと、31日にミドルスブラといずれもホームで対戦。1月2日にはアウェイでウェスト・ハムと対戦する。

【了】

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