ジョーイ・バートン【写真:Getty Images】
イングランドサッカー協会(FA)は現地時間23日、ジョーイ・バートンをサッカー賭博を行った疑いで処分の対象とすることを発表した。
問題児として知られるバートンは、昨シーズン終了後にスコットランドのレンジャーズと契約したが、チームメートとのトラブルがあってクラブから謹慎処分を科された。その後、7月から9月にかけて44試合を対象に賭けを行っていた疑惑が浮上し、のちにスコットランドサッカー協会から1試合の出場停止処分を科されている。
バートンは先月、レンジャーズを退団した。その後、古巣のバーンリーで練習を積んでいたが、そのバーンリーと契約を交わすことが今月20日に発表されている。
だが、34歳のバートンは今回の処分でいつピッチに立てるか不透明になりそうだ。これによると、同選手の“賭博癖”はかなり前からのものだった模様。2006年3月26日から16年5月13日にかけて、1260試合を対象に賭けをしていたという。
バーンリーは23日に声明を出し、「クラブはこの問題について、ジョーイや彼の法定代理人と話し合う。現地点でそれ以上のコメントはありません」とした。
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