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広島DF千葉和彦のドーピング疑惑晴れる。資格停止解かれ天皇杯出場可能に

text by 編集部 photo by Getty Images

千葉和彦
千葉和彦【写真:Getty Images】

 サンフレッチェ広島は22日、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)からアンチ・ドーピング規則違反の疑いで暫定資格停止処分を受けていたDF千葉和彦の制裁措置について新たな情報を公開した。

 10月21日付で暫定資格停止処分を受け、チーム練習などへの参加を見送っていた千葉だが、今回JADAは「資格停止をともなわないけん責」という決定を下した。これにより同選手は今月20日付で暫定資格停止を解除され、チーム練習や公式戦、イベントなどへの参加が可能になった。

 今回ドーピングの疑いをかけられた原因について、広島は「当クラブが製造元に成分内容を確認し、ドーピング禁止物質を含まず安全であると判断したサプリメントを服用した結果生じたもの」と説明している。

 千葉の身体からはドーピング検査で禁止薬物である「メチルヘキサンアミン」が検出されていたが、意図的に摂取したものでないことが証明された。

 一連の流れを受け、広島は「誠に遺憾の極みであるとともに、多くの関係者の皆様にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申しあげます」と謝罪し、再発防止に努める意思を示している。

 天皇杯の試合を残している広島は、24日の準々決勝で鹿島アントラーズと対戦する。暫定資格停止処分が明けた千葉はこの試合から出場可能となる。

【了】

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