ジェルダン・シャキリ【写真:Getty Images】
ストーク・シティのMFジェルダン・シャキリが、古巣のインテルを“口撃”した。ドイツ『Spox』に対するコメントを、伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが引用して伝えている。
スイス代表のシャキリは2015年1月にバイエルン・ミュンヘンからインテルへ移籍した。しかし、その半年後にはストークへ放出されている。
インテル移籍について同選手は、「そのとき、最も僕のことを欲しがったクラブだった」と明かした。しかし、その半年前には「リバプール行きに近づいていたけど、バイエルンが放出を止めた」と、過去の取引について語っている。
バイエルンで「全てのタイトルを手にした」シャキリはインテルでも成功を期待していた。「インテルは新しいインテルになることを僕に約束した。すごい歓迎を受けたよ。本当に混乱していたから、空港についたらセキュリティの人が僕を取り押さえるかのようだった」と、当時を振り返っている。
しかし、それからの日々はポジティブなものではなかったようだ。シャキリは「正直に言って、インテルの基礎構造は恥ずべきだ。このような名声あるクラブがしっかりとそういった部分に投資できないことは残念だね」と酷評している。
シャキリは当時のインテルを指揮していたロベルト・マンチーニ氏との関係に「問題はなかった」としつつも、「毎週たくさん代えすぎた。マンチェスター・シティでもガラタサライでもそうだったね」と指摘した。
また同選手は、練習場にもイタリアとイングランドでプロ意識に違いがあったと感じている様子。「イタリアは美しく、天気が良くて芝もあった。だけど、いつも長かったね。イングランドは雨が降るかもしれないけど、いつも整っていて、カーペットのようだ」と、その違いを語った。
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