ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は、ローマのMFラジャ・ナインゴランを再び代表メンバーに呼び戻す可能性があることを明かした。21日にベルギーメディア『VTM ニュース』が報じている。

　ナインゴランは、10月の代表戦に続き、先月の代表戦でも招集メンバーから漏れた。この選出外の理由についてマルティネス監督は当時、「ローマでトップフォームを取り戻さなければいけない」と説明している。

　しかしマルティネス監督は、ローマに欠かせない主軸として活躍しているナインゴランのパフォーマンスに納得したようだ。中でも特に、セリエA第16節のミラン戦でのパフォーマンスをかなり気に入ったという。

「私は選手に驚かされるようなパフォーマンスを望んでいたが、彼はそれをしてみせた」とマルティネス監督は述べると、「ミラン戦でとてもインテンシティの高い試合をしていたのを見た。それにこの試合で彼は決勝点も決めたね。本当にとても良かった」と、ナインゴランのパフォーマンスを評価した。

　また、一部の報道からは、頻繁に喫煙や飲酒の習慣を指摘されるナインゴランの生活を監督が快く思っていないことも選出外の理由の1つではないかとも報じられている。

　この特に喫煙について、マルティネス監督は「すでに明白にしたはずだよ。チームの一員になるのであれば、彼は受け入れるべき規則を守る必要がある」と返答。そして、「プロの選手として生活スタイルは重要だ」と述べ、規則を守るのであれば再び迎え入れるつもりであることを明かしている。

　パフォーマンスでは監督を説得させることに成功したナインゴランだが、果たして規則を厳守することができるだろうか。

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