ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】
現地時間20日にブンデスリーガ第16節の試合が行われ、ドルトムントはアウグスブルクと対戦し1-1の引き分けに終わった。この試合で日本代表MF香川真司は先発出場を果たしウスマン・デンベレのゴールをアシストしている。
まず最初に香川は「うまくいってないです。攻守においてチームとしてのやりたいサッカーが全く連動できてないのかなというのは感じました」と語り、ドローに終わった試合を振り返った。
続けて「デンベレは強烈な個の力があるんですけど、そこに頼りきっているところは正直あると思います。チームとして崩しにかかるところなどが今はない。後半に相手が疲れてきてスペースがちょっと生まれたら、そういうのはありますけど。今のクオリティからしたら前半から圧倒しなきゃいけないと思います」とコメントしている。
一方で決定的なチャンスをゴールに結びつけることが出来なかった場面に関しては「あれは決めなくちゃいけない。僕のボールの感覚がちょっとずれていたというか。ああいうところで決めないとチャンスを逃すことになるし、ましてこういうチーム状況で外しているようじゃ、いけないことは百も承知です」と語り、シュートミスを悔やんだ。
(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)
【了】