ベルリンのプラカードを掲げる人【写真:Getty Images】
現地時間20日にブンデスリーガ第16節の試合がドルトムントやフランクフルトなど複数の会場で行われた。ドルトムントの試合が行われたシグナル・イドゥナ・パークでは、現地時間19日に発生したベルリンのトラック突入テロを受けて警備を強化した。20日に独紙『デア・ヴェステン』が報じている。
ドイツの首都・ベルリンで19日の夜、クリスマスマーケットを訪れていた客を目掛けて大型トラックが突っ込み12人が犠牲となった。この事件を受けて、ブンデスリーガの試合会場ではセキュリティーが強化されている。
同紙によると、ドルトムントのスタジアム周辺の警備に当たった警察は機関銃を装備し、ボディアーマーを身につけていたとのこと。もしもの事態に備えて応戦できる体制を整えていたようだ。
現地時間21日にはヘルタ・ベルリンの試合がホームスタジアムのオリンピアシュタディオン・ベルリンで行われる。事件現場に近いこともあり、さらに厳重な警備が敷かれることになりそうだ。
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