ロベルト・マンチーニ氏は、フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマン（PSG）を率いるウナイ・エメリ監督の後任監督に就任する可能性を否定した。20日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

　セビージャでヨーロッパリーグ（EL）3連覇を成し遂げた腕を買われ、今季よりPSGの指揮官に就任したエメリ監督。しかし、今季のリーグ戦ですでに4敗目を喫したチームは首位ニースと勝ち点7差の3位に甘んじており、成績不振が原因でエメリ監督の解任が囁かれるようになっている。

　その後任として名前が挙がっている候補の1人が、過去にインテルやマンチェスター・シティでリーグ制覇を成し遂げた経験を持つマンチーニ氏だ。今年8月にインテルとの契約を解除してフリーとなった同氏は、現在新天地を探しているとみられているが、その可能性を否定している。

　この日、現役時代の頃に過ごした思い出深い街であるボローニャに姿を現したマンチーニ氏は、「パリへの旅行？　いいや、その予定はないね…」と、集まったファンからの質問に対して返答し、PSGの後任監督に就任する可能性を否定した。

　今年の8月以降フリーのままでいるマンチーニ氏。果たして次はどこで指揮を執ることになるのだろうか。

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