1stステージは躍動も最終節に辛うじて残留
開幕戦の名古屋グランパス戦は前半途中まで主導権を握ったものの、結果は敗戦。それでも続く浦和レッズ戦で2-1と勝利し番狂わせを起こした。指揮官の求める『しぶとく、粘り強く、我慢強く』という戦いを選手たちが実践し、サンフレッチェ広島から勝ち点3を掴み、鹿島アントラーズとドローゲームを演じるなど1stステージは8位と躍進した。
しかし、2ndステージは厳しい戦いが続くことになる。序盤は引き分けが重なった。ポイントを上乗せできたといえば聞こえはいいが、勝利を逃した試合もいくつかあった。アビスパ福岡とのアウェイゲームでは勝ち点3を掴んだが、低空飛行は続いた。
終盤は下位チームとの差もどんどん縮まり、気がつけば残留争いに巻き込まれていた。それでも、3週間の中断期間でチームの戦い方を再確認し、名古屋との直接対決で貴重な勝ち点1をゲット。浦和には力の差を見せつけられたものの、最終節のベガルタ仙台戦を1-0で勝利し、自力でのJ1残留を決めた。
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