レアル・マドリー【写真:Getty Images】
未成年選手の登録違反により、国際サッカー連盟(FIFA)から2017年冬と夏の移籍市場で補強禁止処分を言い渡されていたレアル・マドリー。その後処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴していた。
そして20日、マドリーはクラブ公式サイト上に声明を掲載し「CASは今日、レアル・マドリーの申し立てを部分的に支持し、FIFAが課した2度の移籍市場での選手獲得禁止処分を2017年1月だけの1度に減らすとのとの裁定を通知した」と発表した。
これにより2017年夏の移籍市場では新たな選手を獲得することが可能になる。本来であれば来季開幕まで新戦力を迎え入れられないはずだった。
またマドリーは声明の中で「この裁定はFIFAが課した元々の処分の不公平さを強調するものであるが、CASが処分そのものを完全に取り消す勇気を書いていたことを残念に思う」と、FIFAとCAS双方を批判している。
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