契約を延長したDFレオナルド・ボヌッチ【写真:Getty Images】
ユベントスは19日、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチと2021年6月30日まで契約を延長したことを発表した。これにより、昨年に延長した契約期間がもう1年間伸びることになる。
現在29歳のボヌッチは、2010年7月にユベントスへ加入した。前任のアントニオ・コンテ監督(現在チェルシー監督)によって3バックの中央に置かれてからはそこを定位置とし、DFアンドレア・バルザーリとDFジョルジョ・キエッリーニとともに鉄壁BBCを形成。これまでに291試合に出場して19得点8アシストを記録し、ユベントスのセリエA5連覇に大きく貢献している。
ボヌッチは、今夏の移籍市場でマンチェスター・シティやチェルシーから誘惑されていたと報じられていた。今夏に開催されたEUROでの活躍や、近年安定したパフォーマンスを続けていることで獲得を望むクラブは多いとみられているが、「偉大な選手たちの中で一人前になったこの家を僕は選んだ。目標はただ一つ:タイトルを獲り続けること!」と、ボヌッチは自身の公式ツイッターで契約を延長したことを報告している。
また、「この栄光ある歩みをこれからも続けていくことができて嬉しい」とクラブの公式サイトで契約を延長した喜びを伝えると、「僕はこの家族の一部だと感じる」とコメント。そして、「約7年前に大きな愛がはじけたこのクラブで、今よりももっとこのクラブのレジェンドになりたい」と、今後に向けた意気込みを語った。
今季これまで17試合に出場して2得点1アシストをマークしているボヌッチは、守備の要としてだけではなく、プレイメーカーとしてもチームに欠かせない存在となっている。
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