堅守速攻からスタイルの変換。吉田達磨監督が就任
アルビレックス新潟はクラブ創設20周年を迎えた今季、吉田達磨新監督とともに新たなスタートを切った。しかし終わってみれば、近年で最も降格に近づいたシーズンとなってしまった。
昨季はリーグ戦こそ振るわなかったものの、ヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)でクラブ史上初のベスト4進出を果たしていた。今季のチームはそのベースを維持し、新たなスタイル習得に取り組んだ。
ラファエル・シルバ、コルテース、レオ・シルバという強力なブラジル人トリオを残留させ、期限付き移籍先で成長を遂げた若手を中心に選手層を拡充。松原健や小泉慶ら長期離脱者もシーズン開幕に向けて復帰して万全の陣容を整えた。