バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長(左)と楽天の三木谷浩史会長兼社長(右)【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間18日にクラブ会員の臨時総会を行い、日本のインターネットサービス事業大手の楽天株式会社(以下、楽天)がグローバルメインスポンサーになることが承認された。スペイン『EFE通信』などが伝えている。
バルセロナと楽天は先月16日、基本合意に達したことを発表していた。これが今回の総会の主な議題となり、賛成377、反対4、白紙5という投票結果で承認。来年7月1日より、楽天がバルセロナのグローバルメインスポンサーになることが正式に決定している。
この契約は2020/21シーズンまでで、1年の契約延長オプションが付いているとのこと。楽天はスポンサー料として毎年5500万ユーロを支払う。4年間で2億2000万ユーロ(約270億円)だ。そのほか、リーガエスパニョーラ優勝で150万ユーロ、チャンピオンズリーグ優勝で500万ユーロのボーナスが発生する。
バルセロナのマーケティング部門を担当するマネル・アローヨ副会長は、「バルセロナは日本で試合を行うことを保証する」とし、楽天の子会社である「ヴィッセル神戸とコラボレーションする」とも話した。
開催時期や試合数などはまだ分からないが、このスポンサー契約により、バルセロナが日本のサッカーファンにとってより身近な存在になる可能性は十分に考えられそうだ。
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