レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチとMFマテオ・コバチッチは、18日に行われたクラブ・ワールドカップ決勝の終了後にチームを離れ、バカンスへ向かうため空港へ直行したとのことだ。18日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。

　横浜国際総合競技場で開催されたクラブW杯決勝で、欧州王者のマドリーは開催国王者の鹿島アントラーズと対戦。延長戦までもつれ込む苦戦を強いられながらも4-2で勝利を収め、クラブ世界一のタイトルを獲得した。

　先発出場したモドリッチは、大会最優秀選手の2位にあたるシルバーボールも受賞している。コバチッチはそのモドリッチとの交代で延長後半から出場した。だが、試合が延長にまで突入したことで、2人は搭乗を予定していた飛行機に乗り遅れる寸前だったようだ。

　UAEでのクリスマス休暇を過ごすためドバイへ向かうことを予定していたモドリッチとコバチッチは、ピッチ上でのウイニングランには参加せず、クラブの許可を得て空港へ直行。幸い離陸には間に合ったようで、ファンのひとりが両選手とともに機内で撮影した写真をSNSに投稿している。

　過密日程の中で来日して2試合を戦ったマドリーだが、ようやく束の間の休息を得ることができる。スペインの他クラブは今週ミッドウィークにコパ・デル・レイ（国王杯）の試合を戦うが、マドリーはすでに消化済み。次の試合は来年1月7日に予定されるリーガエスパニョーラ次節のグラナダ戦となる。

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