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準決勝の”空席”から一転。CWC決勝の観客数は過去最多の6万8742人に

text by 編集部 photo by ダン・オロウィッツ

クラブW杯決勝
クラブ・ワールドカップ決勝の観客席【写真:ダン・オロウィッツ】

 クラブ・ワールドカップ決勝のレアル・マドリー対鹿島アントラーズ戦が、18日に横浜国際総合競技場にて開催された。この試合の観客数は6万8742人で、日本で開催されたクラブW杯の試合における歴代最多記録となった。

 クラブW杯は2000年に第1回大会が開催され、2005年以降は毎年開催されてきた。ブラジルで開催された第1回大会では7万3000人という観客数も記録されているが、定期開催となった2005年以降では、日本以外で開催された大会も含めて今回の決勝が最多となる。

 これまでの記録は、今回と同じく横浜で開催された2008年大会決勝のマンチェスター・ユナイテッド対LDUキト戦。6万8682人の観客数が記録され、今回より60人少なかった。

 15日の準決勝クラブ・アメリカ対マドリー戦では観客席に空席も目立ち、バルセロナが出場した前回大会の準決勝を大きく下回る5万人あまりの観客数となっていた。一転して決勝で最多の観客数が記録されたのは、やはり日本のチームである鹿島との対戦という理由が大きかったのかもしれない。

 過去のクラブW杯では日本のチームと欧州王者との対戦が二度実現しているが、その際の観客数も今回にはわずかに及ばなかった。2007年大会の浦和レッズ対ミラン戦は6万7005人、2008年大会のガンバ大阪対マンチェスター・ユナイテッド戦は6万7618人だった(会場はいずれも今回と同じ横浜国際総合競技場)。

【了】

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