PSGのMFマルコ・ヴェッラッティ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティが、チームのメンタル面を指摘した。17日付の仏紙『レキップ』が報じている。
現地時間17日にフランス・リーグアン第18節が行われ、PSGはギャンガンと対戦。後半に2点のビハインドを負ったPSGは、80分にFWエディンソン・カバーニが1点を返すも結局敗戦は避けられず、1-2で敗れて早くも今季4敗目を喫した。
現在3位のPSGは、ここ3試合のリーグ戦で勝ち点わずか1しか獲得できていない。このせいで、翌日に行われる試合で首位のニースや2位のモナコにさらに勝ち点差を開かれてしまう恐れがあることから、この試合にフル出場した司令塔のヴェッラッティが落胆の思いを語った。
「僕らにとってこれは危機的状況だ。もし何試合も負けるのなら、何かが機能していないからだね。僕らが3位にいるのはいけない。だけど今すべきことは話したり批判することではなくて、黙ってより一層ハードワークをすることだけだ」
そして、この敗戦によりウナイ・エメリ監督の立場も危うくなっているとみられているが、ヴェッラッティからすると、これは監督の問題ではなく選手のメンタル的な問題のようだ。
「僕らはまるで勝ったつもりで試合を始めているんだ。メンタル的な問題だよ。監督は関係ないし、戦術やテクニック的な問題でもない。僕らには素晴らしい選手たちがいるからピッチでそれを証明し、この困難な時期からみんなで脱出しなければいけない」
PSGは、現地時間21日に行われるリーグアン第19節でロリアンをホームに迎え、巻き返しを図る。
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