前半戦の17節を終えた時点ですでにセリエAの“冬の王者”の称号を手にしたユベントスは、さらに2つの記録をも達成して今年を締め括った。17日に欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイトが伝えている。

　現地時間17日にイタリア・セリエA第17節の試合が行われ、ユベントスはホームでローマに1-0で勝利をおさめた。この結果、勝ち点を42に伸ばして2位ローマとの勝ち点差を7に広げたユベントスは、前半戦を首位で折り返すことが決定して“冬の王者”の称号を獲得。それに加え、ユベントスは2つの記録を達成することにも成功している。

　まず、この勝利でユベントスは2016年のリーグ戦で挙げた年間勝ち点を100とし、2014年にアントニオ・コンテ前監督（現チェルシー監督）とマッシミリアーノ・アッレグリ監督によって打ち立てられた記録を上回り、歴代最多年間勝ち点記録を更新した。

　そして次に、この勝利によりユベントスはクラブ歴代最長記録に並ぶホーム戦25連勝を達成。ユベントスが最後にホームで引き分けたのは、昨年9月23日に行われたセリエA第5節のフロジノーネ戦だ。よって、この記録は2013年8月から2014年11月にかけて達成されたクラブ歴代記録に並ぶものとなり、来年1月8日にホームで行われるセリエA第19節のボローニャ戦で勝利すれば、クラブ歴代最長の記録を更新することになる。

　ユベントスは、現地時間23日にカタールのドーハで開催されるイタリアスーパーカップに挑む。このため、次節に予定されているクロトーネ戦が来年2月8日に延期されたことがレガ・カルチョの公式サイトで発表されている。

【了】