診断
補強診断 E
前半戦はクリスティアーノが、終盤戦はドゥドゥが得点源となり、なんとかJ1残留に漕ぎ着けた。一方でダヴィはかつての輝きを取り戻すことができず、チュカも泣かず飛ばずでチームを去った。
また、シーズン開幕時に多くの外国籍選手を獲得したが、そのほとんどが短期間でクラブを去っている。最終的にはドゥドゥで帳尻を合わせた恰好となったが、補強については低評価にならざるを得ない。
総合力診断 D
最後は“他力”だったが、J1残留というミッション完遂は評価に値する。ベテランが気を吐いた最終ラインはもちろん、チーム全体に浸透する高い守備意識は対戦相手を困らせた。
J2降格を回避できたその事実は誇るべきものだが、失点の多さと得点数の少なさには問題点も残る。来季も残留争いに巻き込まれないためには、改善すべきポイントは多い。
【了】