アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
現在リーグ戦で6位と不調にあえぐアトレティコ・マドリー。ディエゴ・シメオネ監督はそんな状況にも不安がないことを強調する。16日、スペイン紙『アス』が報じている。
前節ビジャレアルに敗れ6位に転落したアトレティコ。年内最後のリーグ戦となるラス・パルマス戦の前日会見に臨んだシメオネ監督はチームの状態について「前節も選手はよく戦った。皆競争的であり、ベストを模索している。だから、(悪い)現状について語るのは何の価値もない。我々が望むゲームができるよう願っている」と語る。
また、こうした状況下で自身の去就への話を持ち出されると「契約があるし、私はチームとクラブのためにベストを尽くしている。人は常にいいことを聞きたがるものだ。だが、私は5年前から1試合1試合という世界を生きているし、それは変わらない。新スタジアムへの期待を持っていてもだ」と未来についてより現在を強調している。
「何も心配していない。チームが規律を持てるように従事している。すべてが規則正しく行くと疑いを持っていない」とチームについての不安の声も一蹴する。
そして、現在、アトレティコで最悪の時期を迎えているという指摘にも「常に周りは何かを言うものであるから、私は周りの意見を気に留めない。私はチームのために最良の施策を探すことを考えているだけだ」とそれを否定している。
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