診断
補強結果診断 B
今季の愛媛にとって、何よりも重要だったことは昨季のメンバーをチームにとどめておくことだった。中でも中盤の守備に欠かせない藤田、センターバックの中心的存在である林堂眞、そして守護神の児玉が残留したことは大きい。
その上で瀬沼の成長や新加入の阪野が活躍したからこそ、今季もシーズン勝ち越しで終えることができたと言っていいだろう。
総合力診断 C
敗戦の数は5位タイの少なさだが、引き分けが多かったのは得点数が少ないことに最大の原因がある。シーズンを通して41得点は、全22クラブ中4番目の少なさだった。
木山監督のもと守備の硬さとハードワークがチーム全体に浸透し、シーズン後半には20歳の表原玄太が輝きを見せたことはプラス材料だが、来季は間瀬秀一新監督のもと攻撃面での成長を見せたい。
【了】