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Jリーグ 8年前

愛媛、堅守誇るも引き分け「20」が重荷に。間瀬新体制では得点力向上が必須【2016年Jリーグ通信簿】

シリーズ:2016年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

診断

愛媛FCフォーメーション
愛媛の基本フォーメーション

補強結果診断 B

 今季の愛媛にとって、何よりも重要だったことは昨季のメンバーをチームにとどめておくことだった。中でも中盤の守備に欠かせない藤田、センターバックの中心的存在である林堂眞、そして守護神の児玉が残留したことは大きい。

 その上で瀬沼の成長や新加入の阪野が活躍したからこそ、今季もシーズン勝ち越しで終えることができたと言っていいだろう。

総合力診断 C

 敗戦の数は5位タイの少なさだが、引き分けが多かったのは得点数が少ないことに最大の原因がある。シーズンを通して41得点は、全22クラブ中4番目の少なさだった。

 木山監督のもと守備の硬さとハードワークがチーム全体に浸透し、シーズン後半には20歳の表原玄太が輝きを見せたことはプラス材料だが、来季は間瀬秀一新監督のもと攻撃面での成長を見せたい。

【了】

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