デポルティボとセビージャの友好関係
選手たちにクリスマス休暇が訪れようとしているこの時期、多くのクラブが冬の移籍市場での補強に向けた準備を整えている。代理人たちはそれぞれの担当選手をすでに動かし始めており、各チームは年明け以降のためにメンバー強化を図るべく様々なリーグに目を向けている。セビージャのように、複数の大会で戦い続けているチームであればなおさらだ。
セビージャはチャンピオンズリーグでベスト16進出を決め、コパ・デル・レイでもベスト16入りが確実(1stレグでフォルメンテラに5-1の勝利を収め、来週水曜日に仕事を完了させるのみ)。リーガでも3位を維持し続けている。サンパオリ監督は、クリスマスプレゼントとして5人もの補強を要請しているのだという。
補強を要請することと、実際の移籍市場で提供される選択肢や可能性を確認することとはまた別物だ。だがセビージャの希望する補強リストの中でも、少なくとも2つのポジションは特に欠かせないものだと感じられる。FWと左利きのセンターバックだ。
そういった状況の中で、実際に加えられる新戦力の人数は、1月31日までに行われる選手放出の動きと対応することになるだろう。ここで再び清武弘嗣の名前が登場してくる。ガリシアでは、デポルティボ・ラ・コルーニャが日本代表MFに目をつけていると盛んに言われている。デポルのティノ・フェルナンデス会長はセビージャのホセ・カストロ会長との友好的な付き合いを継続しており、両クラブの協力関係の例は複数挙げることができる。