ガビゴルことガブリエウ・バルボサ【写真:Getty Images】
インテルを率いるステファノ・ピオリ監督は、ガビゴルことガブリエウ・バルボサに忍耐を求めている。同指揮官が、伊メディア『プレミアム・スポルト』で語った。
ブラジル代表のガビゴルは、今年夏の移籍市場でインテルが大きな期待を持って獲得した20歳のアタッカーだ。だが、3000万ユーロ(約37億円)近い移籍金を投じた彼は、まだほとんど出番がない現状である。
すでに冬の移籍話も浮上しているが、シーズン途中からチームを指揮するピオリ監督は焦っていない様子だ。
インテル指揮官はまだガビゴルにプレーの機会を与えていないが、「彼は素晴らしい才能の持ち主だと思う」と評価。「今は新しいメソッドやメンタリティについて学んでいるところ。ただ、私はチームを選ぶ際に、選手がいくらだったかを考慮することはできない。最高のメンバーを出さなければいけないんだ」と述べた。
それでも、「適切な忍耐が必要だ。そうすれば、チャンスは訪れる。我々と共に成長することができる」と語り、1月の放出を望んでいないことをほのめかした。
一方で代理人のヴァグネル・リベイロ氏は、『フォックス・スポーツ・ブラジル』で「複数のブラジルのクラブが彼に興味を持っている」と明かしている。
ガビゴルはインテルで辛抱強く待つのか、それとも環境を変えるのか。今後の動向に注目だ。
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