Jリーグチャンピオンシップ【写真:Getty Images】
スカパーJSAT株式会社は15日、来季(2017年シーズン)においてJリーグの試合中継を『スカパー!』で行わないことを発表した。
来季以降のJリーグの放映権は英国動画配信大手のパフォームグループが10年約2100億円という巨額契約を締結。パフォーム提供するスポーツ専門動画サービス『DAZN』で放送されることが発表されていた。スカパー!はこれまで通り放送できるように交渉を続けていたという。
しかし、同社は交渉が成立しなかったことで来季のJリーグ放送予定はなし、加えてJリーグ関連セットは1月末で終了することを発表。ただし、天皇杯の試合や「Jリーグラボ」「クラブ応援番組」といったJリーグ関連番組に関しては今後も続けていく予定とのこと。
そして、これに伴い来年2月1日より「スカパー!サッカーセット」を新しく販売することになっている。また、24時間サッカー専門チャンネル「スカサカ!」もスタートすることがあわせて発表された。
同社は10年間にわたってJリーグ中継を行ってきた。日本サッカー発展を手助けしてきた側面もある。来季は中継を行えなくなるが、「スカパー!はこれからも、Jリーグが、そして日本のサッカーが、発展していくお手伝いをさせていただきたいと心から願っています」と日本サッカーへのエールを送っている。
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