マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、プレミアリーグで厳しい結果が続いている状況ながらも、自身のスタイルを変えるつもりはないと主張した。13日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが指揮官のコメントを伝えている。
今季からシティを率い始めたグアルディオラ監督は、公式戦10連勝と最高のスタートを切っていたが、その後は急激に失速。プレミアリーグのここ2試合はチェルシーとレスター・シティに連敗を喫し、4位への後退を余儀なくされている。
レスター戦の敗戦後には「タックルの練習はしていない」と発言したことでも話題を呼んだグアルディオラ監督だが、今後も自分のやり方を変えるつもりはなく、自分の信じるスタイルで改善を図っていくつもりだと語った。「チームは私の感じているようにプレーする。ミスを犯すこともあるがそのミスを改善していく」と話している。
「自分の感じていないことはやれない。私は自分のやりたいプレーを信じている」とグアルディオラ監督。その上で、「それができなければボスである会長が決断することになるだろう」と述べ、スタイルを変えずに勝てなければ解任も受け入れるという姿勢を示した。
だが、結果を出すには時間が必要であることも主張している。「私の憧れるサー・アレックス・ファーガソンは、プレミアリーグ初優勝までに11年を要した。リバプールは25年間優勝してない」と語った。実際には、ファーガソン氏がマンチェスター・ユナイテッドで初のリーグタイトルを獲得したのは就任7年後だった。
14日に行われるプレミアリーグ第16節では、シティはホームでワトフォードと対戦。週末には2位アーセナルとの大一番も控えている。
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