レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは、ライバルであるバルセロナのFWリオネル・メッシと同じクラブでプレーしていたとすれば、メッシ以上に評価される自信があるようだ。13日付の仏誌『フランス・フットボール』がコメントを伝えている。
C・ロナウドは12日に、『フランス・フットボール』の主催するバロンドールの2016年の受賞者に選出されたことが発表された。マドリーでのチャンピオンズリーグ優勝やポルトガル代表でのEURO2016制覇が評価され、2位に続いたメッシの2倍以上のポイントを獲得しての圧倒的な受賞だった。
C・ロナウドとメッシはスペインの2大クラブのエースとして国内や欧州の舞台で競い合い、近年のあらゆる個人賞を独占してきた。国際サッカー連盟(FIFA)との合同により「FIFAバロンドール」となっていた時期も含め、過去9年間のバロンドール中メッシが5回、C・ロナウドが4回を受賞している。
だが、もし2人がチームメートだったとすれば、それぞれの受賞回数は異なっていたのだろうか。質問を受けたC・ロナウドは、「2人が同じチームでプレーするのを見るのは興味深いことだろうね。偉大な選手たちは一緒にプレーできるものだと思う」と答えた。
さらに「もし同じチームにいたとすれば、僕は彼よりも多くバロンドールを受賞できていたと思う。そんなに差はないだろうけどね」とC・ロナウドは続けた。同条件で競い合ったとすればメッシの受賞回数を上回ることができていたという考えを口にしている。
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