エバートンのロナルド・クーマン監督【写真:Getty Images】
エバートンのロナルド・クーマン監督は、試合後に審判のジャッジへの不満を口にしたアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督を皮肉っている。14日付の英メディア『BBC』などがコメントを伝えた。
エバートンは現地時間13日に行われたプレミアリーグ第16節の試合でアーセナルと対戦。先制を許しながらも逆転し、前節までリーグ戦で14試合連続無敗だった2位チームを2-1で下した。
ヴェンゲル監督は試合後に、DFアシュリー・ウィリアムズの決勝ゴールに繋がったコーナーキックの判定は不当だったと主張。「クラッテンバーグ主審には本当にがっかりだ」とコメントしている。
クーマン監督はこれに対し、「ヴェンゲルのコメントについて驚いてはいない。私が(ホームで)アーセナルに勝ったのは3試合連続だが、彼が審判の話をしたのも3試合連続だからだ」と返答。「今日の我々は審判のおかげで勝った。すまないね、アーセナル」と皮肉を口にしている。
昨シーズンまでサウサンプトンを率いていたクーマン監督は、過去2年間もホームでのアーセナル戦に勝利。ヴェンゲル監督はいずれの試合後にも、オフサイドやファウルの判定などについて不満を述べていた。
敗戦に終わったアーセナルは、首位チェルシーとの3ポイント差を縮めることができなかった。チェルシーが14日のサンダーランド戦に勝利すれば、差は6ポイントまで開いてしまう。
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