スルガ銀行チャンピオンシップでシャペコエンセが来日するかどうかは不確定【写真:Getty Images】
Jリーグは13日、理事会後に行われた記者会見で2017年シーズンの日程および大会概要を発表した。
会見の冒頭で、Jリーグの村井満チェアマンは11月に起きたシャペコエンセの選手・スタッフらが搭乗していた飛行機の墜落事故について言及。シャペコエンセにはかつてJリーグのクラブに所属していた選手や監督がいたことから、当時の映像をクラブや遺族に渡す意向があることを村井チェアマンが明かした。
また村井チェアマンは、『スルガ銀行チャンピオンシップ』の開催についても現状を説明している。
同大会は、コパ・スダメリカーナ優勝チームが夏に来日し、前年度のルヴァンカップ(旧名称:ヤマザキナビスコカップ)の優勝チームと対戦するレギュレーションとなっている。
今回の墜落事故はシャペコエンセがコパ・スダメリカーナ決勝へと向かう途中で発生したことから、同大会の優勝チームはシャペコエンセに決定したことを南米サッカー連盟が発表している。
しかし、多くの選手・スタッフが犠牲になったシャペコエンセは現時点で選手が不足していることから、スルガ銀行チャンピオンシップの開催が不安視されていた
村井チェアマンは「開催する方向ではあるけど日程が確定していないことと、対戦相手がシャペコエンセになるかどうかの確定情報はない」としながらも、従来通りスルガ銀行チャンピオンシップを開催する方向で検討していると述べた。
今季のルヴァンカップは浦和レッズが優勝したため、開催された場合は浦和が出場することになる。
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