ロリス・カリウス(左)とユルゲン・クロップ監督(右)【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、GKロリス・カリウスを擁護した。英メディア『スカイ・スポーツ』が同指揮官のコメントを伝えている。
今シーズンからリバプールのゴールを守るカリウスは、最近のパフォーマンスが非難の対象となっている。特に元マンチェスター・ユナイテッドのガリー・ネビル氏は厳しい意見を述べていた。
これに対してカリウスは以前、リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏の指摘なら受け入れると話していたが、そのキャラガー氏からも批判されてしまっている。
クロップ監督は、「それらの話は聞いていない。キャラガーがユナイテッドの選手についてあまりポジティブなことは言わないのは確かだ。ネビル兄弟は、リバプールが好きじゃないのだろう。私としては問題ないよ」と話した。
さらに「解説者というのは、批判されることをどう感じるか忘れてしまった元選手だ」と、けん制している。
ウェスト・ハム戦では、ディミトリ・パイエのFKを止められなかったことでカリウスは非難されている。
リバプール指揮官は、「こういったゴールは起こり得る。ただ、パイエが素晴らしかった」と擁護。「試合前の練習を見ていたが、彼はFKをすべて外していた。試合でもそうなってくれることを願っていたよ」と振り返った。
2試合続けて勝利を逃したリバプールは、14日にミドルスブラと対戦する。
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