バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
見事な活躍でバルセロナを勝利に導いたFWリオネル・メッシだが、注目を集めているプレーはゴールだけではない。
現地時間10日に行われたリーガエスパニョーラ第15節の試合で、バルセロナはアウェイでオサスナと対戦。メッシは2ゴールを挙げるなどの活躍で3-0の勝利に大きく貢献した。
だがゴール以外にも話題となっているのは、メッシがチームの2点目を決めた直後の75分のプレーだ。中央からドリブルでペナルティーエリア前へボールを持ち込もうとしたメッシは、MFミゲル・デ・ラス・クエバスをかわしたところで転倒した。スロー映像では、両選手の接触はなかったように見える。
スペイン紙『アス』はこのプレーについて、「メッシのキャリアで最もコミカルなシミュレーション」であり、ツイッターなどSNSでも大きな話題になっていると伝えている。
一方で、異なる見方もある。転倒した直後に主審の方に手を向けたメッシのジェスチャーは、接触はなかったのでファウルを取らなくていいと主張しているようにも見える。『マルカ』や『ムンド・デポルティーボ』などは、メッシの行為はフェアプレーの模範であると述べている。主審はこのプレーを流しており、ファウルを取ることも、シミュレーションだとしてメッシを罰することもしなかった。
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