「ベストを尽くす」。夢の舞台へ
アル・アインのホームスタジアム・ハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアムで開かれた第2戦で全北は1-1と引き分け、2006年以来となる10季ぶり2度目の優勝を獲得。1シーズンを締めくくる最後の大一番で挙げた快挙だった。
全北は今季それこそ天国と地獄を経験した。そしてシーズン最後で、クラブ最高の舞台であるクラブW杯に出場する。第一戦ではメキシコを代表するクラブ・アメリカとの一戦を控える。勝てば、最後を美しく飾ることも決して夢ではない。
選手たちも「とにかくファンのためにベストを尽くす」と自信に満ちた様子。忍苦の末、獲得したクラブW杯ではどのような結果が待つのか。地獄から蘇った全北の初戦は11日16時、大阪の市立吹田サッカースタジアムで行われる。
(取材・文:キム・ドンヒョン【城南】)
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