リバプールに所属するジョエル・マティプ【写真:Getty Images】
リバプールに所属する25歳のカメルーン代表DFジョエル・マティプが、来年1月にガボンで開催されるアフリカネイションズカップ2017に参加しない意向を示した。10日に英紙『リバプール・エコー』が報じている。
同紙によると、カメルーンを率いるヒューゴ・ブルース監督からの要請を断り、リバプールに残ることを決断したとのこと。カメルーン代表として大会に参加した場合は、約1か月ほどチームから離れる可能性があった。
要請を断ったことについてマティプは「容易な決断ではなかった。しかし、リバプールの事だけに集中したいと思ったんだ。僕はここに残りたい。正しい決断をしたと思っているよ」と語り、理由を説明している。
マティプは今季公式戦13試合に出場し、リバプールの守備を支えている主力センターバックだ。現在リーグ戦上位につけているリバプールにとって、プレミアリーグ優勝も視野に入っているだろう。それだけに、マティプがチームに残る事は朗報と言えそうだ。
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