リバプールとドルトムントのサポーター【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は9日、今年より新設された第1回“FIFAファン賞”にノミネートされた3候補を公式サイトで発表した。
この賞は、ファンが作り上げた傑出した瞬間やジェスチャーを認識するために今年から新たに設立されたファンのための賞で、ファンによる投票で決められることになっている。
まず1つ目の候補として、今年4月に行われたヨーロッパリーグ準々決勝2ndの試合前に、リバプールとボルシア・ドルトムントの両サポーターがサポーターソングである『ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン(人生ひとりではない)』を大合唱したシーンが選出された。共にスペクタクルな雰囲気を作り上げたとして、両チームのサポーターの功績が認められている。
次に、今年9月に行われた試合で、デン・ハーグのサポーターがフェイエノールトのホームスタジアム1階席に招待されたソフィア小児病院に入院中の子供たちに向けて2階席から一斉に持参のぬいぐるみ等のプレゼントを投げ込んだジェスチャーが、2つ目の候補として選出。
そして最後の3つの目の候補には、EURO2016でアイスランドのファンたちが代表選手たちと共に”サンダー・クラップ”、もしくは”バイキング・クラップ”という名のリズムに合わせて行った手拍子のパフォーマンスが選出された。
投票はFIFAの公式サイトを含める各SNSにて可能となっており、スイスのチューリッヒで授賞式が開かれる来年1月9日まで投票が行われる予定となっている。
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