クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
脱税疑惑が浮上しているレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、自身の財務記録を公表した。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。
先日の報道で、C・ロナウドは脱税目的でタックスヘイブンのイギリス領バージン諸島に1億5000万ユーロ(約180億円)を隠していたとされている。
だが今回、C・ロナウド側は、スペイン財務当局に提出した2015年の書類を公開。その書類には、C・ロナウドが2015年度に2億2700万ユーロ(約270億円)以上の収入があったことが明記されている。スペイン国内で2350万ユーロ、国外で2億370万ユーロを手にしていた。
この書類には、C・ロナウドが税金としていくらを支払ったかまでは記されていない。それでも、同選手のマネジメント会社は適切な申告を裏付けるものだと強調している。
C・ロナウド本人は今回の脱税疑惑について、「何もしていないんだから、恐れることは何もない」とコメントしていた。
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