ボルシア・メンヒェングラッドを下したバルセロナ【写真:Getty Images】
バルセロナはやはりバルセロナだった。現地時間6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)戦では、大会における1試合中のパス数の歴代記録を更新している。
グループステージ最終節の試合でボルシアMGをホームに迎えたバルサは、前半にFWリオネル・メッシが今大会早くも10点目となる先制ゴール。後半にはMFアルダ・トゥランがハットトリックを達成し、4-0の快勝で試合を終えた。
サッカーのデータ分析などを手がける『Opta』によれば、バルサがこの試合で出したパスの本数は993本であり、集計を開始した2003/04シーズン以降のCLでは最多のパス数が記録されたとのことだ。同大会における歴代最高記録だと複数メディアが伝えている。
一方、欧州サッカー連盟(UEFA)の集計によればバルサのパス本数は1000本の大台を突破し、1022本だったとされている。うち92%にあたる939本が成功し、ボール保持率は68%だったと記録された。
先週末に行われたレアル・マドリーとの“クラシコ“では支配率、パス成功本数とともに通常よりかなり低い数字を記録し、これまでとは異なるスタイルでの戦いを見せていたバルサだが、CLでは再び本来のスタイルに立ち戻った姿を見せたと言えそうだ。ボルシアMGのアンドレ・シューベルト監督も試合後に、「バルセロナは非常に“バルセロナ的“だった」とコメントしている。
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