レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、現地時間7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節のボルシア・ドルトムント戦に負けなかったことで、クラブ歴代最長記録に並ぶ34試合連続無敗を達成した。7日付のスペイン紙『アス』などが伝えている。
本拠地ベルナベウにドルトムントを迎えたマドリーは、FWカリム・ベンゼマの2得点によるリードを守りきれず、最終的に2-2のドロー。グループ首位通過も逃す結果となったが、無敗記録を更新することには成功した。
マドリーが最後に敗れたのは昨年4月のCLヴォルフスブルク戦で、今季は開幕以来まだ公式戦で1敗もしていない。34試合連続の無敗は、1988年10月から89年4月にかけて達成されたクラブ歴代記録に並ぶものとなった。
オランダ人のレオ・ベーンハッカー氏が率いていた当時のチームは、34試合で25勝9分けを記録。ジネディーヌ・ジダン監督率いる現在のチームも同じく25勝9分けとなっている。10日にホームで行われるリーガエスパニョーラのデポルティボ戦に負けなければ、クラブ歴代最長の記録を更新する。
スペインにおける最長の連続無敗記録はバルセロナが保持しており、昨シーズンに39試合連続無敗を達成した。欧州における記録としては、アントニオ・コンテ監督の率いていたユベントスが2011年から12年にかけてリーグ無敗優勝を含む43試合連続無敗を成し遂げている。
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