レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージを2位通過したレアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、ベスト16の抽選会で古巣ユベントスとの対戦を避けたいようだ。7日にスペイン紙『マルカ』が報じている。
現地時間7日にCLグループステージ第6戦の試合が行われ、マドリーはボルシア・ドルトムントと対戦した。首位通過するには勝つしかなかったマドリーは、前半と後半にFWカリム・ベンゼマが1得点ずつ決めて2点をリードしたものの、ドルトムントに終盤に追いつかれ2-2で引き分け。この結果マドリーは順位を覆せず、グループ2位通過となっている。
この結果について、ジダン監督は試合後の記者会見で「首位通過するために全力を尽くしたがだめだった」と落胆の表情を浮かべるも、「終盤に集中力を欠いてしまったが全てを出し尽くした。私は選手たちのパフォーマンスを誇りに思っている」と、公式戦の連続無敗記録を34試合にのばしている選手たちを称賛。
そして、2位通過した強豪チームが数多くいることからも首位通過しない方が良かったかという質問には、「当然首位通過したかったけれど、それについては来週の月曜日に行われる抽選結果を見てみよう」とだけ答え、「今は選手を休ませたい」と述べるに留まった。
その一方で、対戦を避けたいチームはいるようだ。ジダン監督は、「2つの理由によりユベントスとは対戦したくはないね」と述べ、現役時代に5シーズンを過ごした古巣への愛情とチームの強さからユベントスとの対戦を避けたい考えを明かしている。
【了】