小笠原満男【写真:Getty Images】
FIFAクラブワールドカップに開催国王者として出場する鹿島のMF小笠原満男が、FIFA公式サイトのインタビューに応じ、意気込みを語った。
37歳の小笠原は、鹿島で多くのタイトルを手にしてきた。だからこそ、国際舞台での結果を強く求めており、「クラブワールドカップで勝てる、勝ちにいくという姿勢でプレーし、結果にこだわってやっていきたい」と話している。
小笠原は鹿島の強さがチームに根付いた意識にあると考えている。それはジーコ氏がもたらしたものだと語った。
「ジーコというブラジルの英雄が、プロとはこうあるべきなんだ、チームが勝つということはこういうことなんだ、と教えてくれた。数々のタイトルをとってきて、ワールドカップでも活躍して、世界でも勝ってきた選手が勝つために大事なことを植え付けてくれたんです。ジーコのスピリットやサッカーの勝ち方、チームとしての在り方は、選手が変わっても監督がかわっても引き継がれている。それが、これだけ多くのタイトルを獲ってきた要因になっていると思います」
クラブワールドカップは、今までの経験をぶつける舞台だ。小笠原は「鹿島が培ってきた歴史というものを、今伝える立場にある」と自身の立ち位置を語り、「練習だろうが、Jリーグだろうが、国際試合だろうが、ACLだろうが勝ちにいくというのが鹿島のやり方。そこにこだわって、結果を出す」と誓った。
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