浦和レッズに加入したラファエル・シルバ(左)とオナイウ阿道(右)【写真:Getty Images】
浦和レッズは7日、アルビレックス新潟からFWラファエル・シルバを、ジェフユナイテッド千葉からFWオナイウ阿道の獲得を発表した。ともに完全移籍加入となる。
ラファエル・シルバは新潟在籍3年目の今季、負傷離脱した時期がありながら圧倒的なスピードを武器に23試合で11ゴールを記録した。浦和の公式サイト上では「浦和レッズの一員となり、大変光栄ですし、言葉にならないほどうれしく思います。僕が浦和に来たのはタイトルを獲るためです。そのために自分のすべてを捧げて戦いたいと思っています」と移籍の喜びと決意を語っている。
また3シーズン在籍した新潟の公式サイト上では「新潟の皆様には感謝の言葉しか出てきません」と述べ、「このチームで学んだのは、サッカーのことはもちろん、日本の文化も学びました。そして、日本の素晴らしさを学びました。私にたくさんのことを教えてくれたアルビレックス新潟を愛しています。チームは離れますが、私はアルビレックス新潟を応援し続けますし、新潟がタイトルを取ること、J1に居続けることを願っています」と日本で初めてプレーしたクラブへエールを送った。
オナイウ阿道は抜群の身体能力を生かしたダイナミックなプレーを持ち味とし、ヘディングの強さを武器に今季はJ2で6ゴールを挙げた。スーパーサブ的な起用がメインだったが、ここぞの爆発力に定評がある。夏のリオデジャネイロ五輪では日本代表のバックアップメンバーとして登録されていた。
浦和の公式サイト上でオナイウは「一日でも早く埼スタのピッチに立ってサポーターのみなさんの前で活躍できるようにがんばっていきますので、応援よろしくお願いします」とコメント。千葉の公式サイトでは「プロのキャリアをスタートできたのがジェフで本当に良かったです! どんな時でも支えてくださったサポーターのみなさんの応援には本当に感謝しています。ありがとうございました」と感謝を述べている。
なお浦和は同日、ガイナーレ鳥取に期限付き移籍していたGK福島春樹の復帰と、同じくヴィッセル神戸へ期限付き移籍していたDF橋本和の完全移籍も発表している。
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