シャペコエンセに祈りをささげる【写真:Getty Images】
先月コロンビアで起きた飛行機墜落事故で、ボリビア当局はラミア・ボリビア航空のグスタボ・バルガスCEOを拘束した。英メディア『BBC』などが伝えている。
現地時間11月28日、コロンビア・メデジン近郊でブラジル1部リーグ・シャペコエンセの選手らを乗せた飛行機が墜落し、71人が亡くなった。
コロンビアの民間航空局は事故後、ブラックボックスを回収して原因を追究。燃料不足が主な問題だったことが明らかになっている。
ボリビア航空当局者のセリア・カステド氏は、飛行機が発つ前にパイロットのミゲル・キローガ氏に燃料が少ないのではないかと警告したとされているが、飛行機はそのまま出発してしまった。
カステド氏は事故後に脅迫などを受けたとして、ブラジルへの亡命を希望している。
だが、ボリビア政府のカルロス・ロメロ氏は「彼女がしたことは深刻だ。法の裁きから逃れようとする行為だ」と非難し、ブラジルに追い返すよう要求している。
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