ロベルト・フィルミーノ【写真:Getty Images】
リバプールのFWロベルト・フィルミーノは、アーセナルへの移籍を“禁止”されているようだ。『フットボール・リークス』などの情報をもとに、英複数メディアが伝えている。
これによると、フィルミーノはリバプールと契約を交わす際、8200万ポンド(約120億円)の契約解除条項を付けた。8200万ポンドを支払うクラブが現れれば、クラブはフィルミーノの放出を受け入れなければいけないという条件である。
だが、この契約に「但し、アーセナルは除く」という条項が付いていたという。
これは2013年にリバプールとアーセナルの間で起きたトラブルが影響しているのではないかとみられている。現バルセロナのFWルイス・スアレスを引き抜くため、アーセナルは同選手のバイアウト条項が4000万ポンドだという情報をつかんだ。そこで、4001万ポンドの移籍金でオファーしたところ、リバプールが激怒。リバプールはアーセナルとの取引に応じない姿勢を強めた。
フィルミーノは2015年にリバプールの一員となったが、リバプールの怒りはまだおさまっていないのかもしれない。
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