レアル・マドリーの17歳のMFマルティン・ウーデゴーの契約内容が明らかにされてしまった。5日、スペイン紙『アス』などが報じている。

　これを明らかにしたのはスペイン紙『エル・ムンド』だ。これによると、当時16歳のウーデゴーは、2015年1月22日にマドリーと、2018年6月30日までの2シーズン半、総額1050万ユーロ（約12億8400万円）で契約。

　さらに、契約内容の詳細として、マドリーの練習施設、バルデベバス内のトップチームの選手に与えられる豪華な宿泊用ルームの1室がウーデゴーに提供されることや、トップチームの試合に出場するごとに5万ユーロ（約610万円）のボーナスが入ること（これまでに2試合に出場）も明かされている。

　また、ウーデゴーの父親ハンス・エリック・ウーデゴー氏が、息子の肖像権を管理する会社をタックスヘイブンに作ることを持ち掛けられ、それを拒否していたことも明らかにされており、「モラル上に問題がある」と弁護士に回答している赤裸々なメール内容まで記載されていた。

　先日には、ウーデゴー獲得当時のカルロ・アンチェロッティ監督が、現場の要請ではなく、フロレンティーノ・ペレス会長のパフォーマンス的な獲得だったと語られ、今夏も破談に終わったもののレンタル移籍を巡り周囲を騒がせるなど、プレー以外のところでの注目が多いウーデゴー。現在はレアル・マドリー・カスティージャが主戦場となっているが一日も早くプレーで答えを出したいところだ。

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