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ペップはなぜセスクの挨拶を無視したのか? 2人の冷めた関係をスペイン紙が指摘

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョセップ・グアルディオラ
マンチェスター・シティのジョセップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】

 複数のスペインメディアが報じた、マンチェスター・シティvsチェルシー戦後にジョセップ・グアルディオラ監督が、セスク・ファブレガスからの挨拶を無視したというニュースが話題となっていることに関し、4日、スペイン紙『マルカ』はこの2人の関係について言及している。

 同紙は「ペップがセスクに挨拶したくなかった理由」という記事を寄稿。まず、この一戦での乱闘騒動の一端で、セスクがシティのMFフェルナンジーニョと一騒動を起こしていたことを紹介し、その上で、グアルディオラ監督とセスクの2人に関係は存在しないと指摘。公には良好とはされてはいるが、実際にはそうではないと述べる。

 そして、グアルディオラ監督のバルセロナでの最終年となった2011-12シーズンにバルセロナに”復帰”したセスクだったが、元々、当時助監督だったティト・ビラノバ氏や、下部組織時代からの盟友であった、ジェラール・ピケ、リオネル・メッシら周囲の強い要請で獲得したというものであり、グアルディオラ監督自身の希望ではなかったという経緯があると言及。

 そして、ロッカールームでの関係も良好ではなく、ついにそれが改善されることなくグアルディオラ監督は2011-12シーズン後にバルセロナを去り、一方のセスクも2014-15シーズンにチェルシーへと移籍した。それでも2人の関係が改善されることはなかったということだ。

 この記事内では、2人が確執を抱える具体的な経緯は記載されてはいないが、いずれにせよグアルディオラ監督が無視したくなるほどの、公にはされていない確執があるのかもしれない。

【了】

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