玉田圭司【写真:Getty Images】
J1に昇格するC大阪は5日、FW玉田圭司が契約満了に伴い退団することを発表した。
元日本代表の玉田は、2014年に名古屋を退団したあと、C大阪に加入。15年はJ2・33試合に出場して10得点を記録していたが、今年は24試合出場3得点にとどまっていた。
36歳の玉田はクラブの公式サイトを通じて、「2年間お世話になりました。来年J1で一緒に戦えないのはとても残念ですが、もちろんセレッソ大阪を応援させてもらいます。サポーターの皆さんの声には、いつも力をいただきました。本当にありがとうございました」とコメントを残している。
また、玉田は自身のオフィシャルブログを更新し、現在を心境を明かした。同選手は「まずはセレッソのJ1昇格、本当に嬉しく思います!」と前置きした上で、「昨年、昇格を逃した時にこのチームで絶対昇格してやると心に誓ったのを思い出します」と振り返った。
退団については、「最近なぜかベンチ外が続いていたので、今回契約が満了になることも覚悟していたのも確か」とし、「最後まで試合にからみたかった、そしたら喜びはもっともっと大きかったのに…と一年前を思い出して、そういう気持ちになりました」という心情を明かしている。
さらにサポーターへの感謝を述べると、「セレッソの大事にしてきた20番を僕に託してくれたこと、期待して応援してくれたこと、忘れることはありません。本当にありがとうございました」とつづっている。
最後に玉田は「来年、一緒に闘えないのは残念ですが、素晴らしいチームメイト、スタッフに出会えたことに感謝しています。セレッソには才能豊かな選手がたくさんいるので、これからが楽しみです」と記し、「離れても応援しています!」と締めくくった。
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