レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
先日のクラシコで、チームの窮地を救うゴールを決めたレアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモス。彼はこれまでにも数々のドラマティックなゴールを決めてきたことでも知られている。3日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙は「セルヒオ・ラモス:マドリーの歴史に残る9つのゴール」という記事で、彼のこれまでの劇的なゴールを振り返っている。
2013/14シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の終盤で神がかった活躍を見せる。準決勝の対バイエルン・ミュンヘン(アウェイ)では、ヘディングで2ゴールを挙げると、続くアトレティコ・マドリーとの決勝では、後半アディショナルタイムに起死回生の同点ゴールを決め、デシマ(10度目の欧州制覇)に貢献した。
また、2014年のクラブワールドカップでも抜群の働きを見せる。準決勝のクルス・アスル戦、決勝のサン・ロレンソ戦でそれぞれ先制ゴールを決め、マドリーを同大会初制覇に導いた。この2得点で大会得点王にもなっている。
そして記憶に新しい2015/16シーズンのアトレティコ・マドリーとのCL決勝戦。先制ゴールを決めると、PK戦では4人目のキッカーとして登場し、ここでもきっちりとゴールを決めた。
今季のセビージャとのUEFAスーパーカップでも、後半アディショナルタイムに同点ゴールを決め、延長戦へと持ち込んだ。チームは勝利を収め、自身もマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。そして、先日のクラシコでのゴールを含めた9ゴールがセレクトされている。
DFとは思えない、凄まじい決定力と勝負強さを誇るラモスの劇的なゴールショー、次はどんな場面で見られるのだろうか。
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