ツエーゲン金沢【写真:Getty Images】
JリーグのJ2・J3入れ替え戦第2戦が4日に行われ、金沢が栃木に2-0で勝利した。この結果、2試合合計3-0で金沢がJ2残留を決めている。
第1戦はJ2で21位の金沢がJ3で2位の栃木を敵地で1-0で下してリードした。引き分け以上なら金沢が残留。栃木が2点以上を決めて勝利した場合は、栃木が逆転でJ2昇格となり、栃木が1-0で勝利すると延長戦に突入するレギュレーションだ。
先手を取りたいのは栃木だったが、金沢は前半に先制する。32分、中美慶哉が坂田良太に倒されてPKの絶好機を得ると、中美が自ら決めた。
後半に入って56分、栃木はジャーン・モーゼルを投入するなどして挽回を図るが、焦る気持ちが前に出てしまう。
すると金沢は69分、中美がこの試合2点目を決めてJ2残留に大きく前進。直後に栃木は宮崎泰右が退場となり、勝敗は決した。
栃木は昨季J2最下位でJ3に降格した。1シーズンでのJ2復帰を目指していたが、あと一歩及ばなかった。
【得点者】
34分 1-0 中美慶哉(金沢)
69分 2-0 中美慶哉(金沢)
【了】